正式版VRoid Studioの基本的な使い方について説明しています。※2023年1月18時点での情報となるので内容が変わっている場合があります。
インストール(ダウンロード)
こちらの記事で説明しているのでそちらで。

基本的な操作
ベータ版から機能が強化されているが基本的な操作はベータ版と変わっていない。新機能については後述。
モデルの選択・作成
VRoid Studioを起動したら以下のような画面になるので新規でモデルを作る場合は+の部分を、すでに作ったモデルの続きをしたい場合は該当のモデルを選ぶ。以前作成したモデルが最近使用したモデル一覧にない場合は画面右の「開く」からvroidファイルを探して指定する。
新規の場合は男性・女性モデルのどっちを使うか聞かれるので選択する。
ベータ版のモデルを読み込む場合、ベータ版とは仕様が異なるため変換する必要があると聞かれる。使う場合はもちろん変換する必要がある。
正式版で以前のバージョンで作ったモデルが見当たらない、という場合はファイルを現行のVRoid Studioのexeファイルがある場所に移動させる。
モデル表示画面の操作
拡大・縮小:マウスのホイールを回す
カメラの回転:右ドラッグ+マウス移動
カメラの移動:左ドラッグ+ShiftまたはSpace、もしくはマウスホイール+マウス移動
拡大・縮小に関してはキーボードからでも操作可能。
拡大:Ctrl + ; あるいはCtrl + テンキー+
縮小:Ctrl + - あるいはCtrl + テンキー-
顔
上のメニューから「顔」を選択すると顔の編集画面になる。目やまゆげ、鼻、口の形状や位置などを編集できる。
各パーツを選択したら右側にあるスライダーを動かして編集する。数値の部分をクリックして直接値を入力することもできる。スライダーでは設定できない値を入れたりすることもでき、一部パーツは対応してくれたりする(もちろん限度はある)。
髪型
上のメニューから「髪型」を選択すると髪の編集画面になる。前髪や後ろ髪、横紙、ベースヘアーなどが編集できる。
詳しくは以下のページを参考に。

体型
上のメニューから「体型」を選択すると体型の編集画面になる。顔と同じく右側のスライダーを動かして各種編集する。肌の色の変更もできる。
衣装
上のメニューから「衣装」を選択すると衣装の編集画面になる。トップス、ボトムス、インナー、靴などが用意されている。
こちらも右側のスライダーを動かして各種編集する。服の種類によってパラメータは異なる。
ベータ版ではトップスに別のトップスを重ねるなどはできなかったが正式版にて「重ね着」という機能が追加されたので対応できるようになった。後述。
アクセサリー
上のメニューから「アクセサリー」を選択するとアクセサリーの編集画面になる。メガネやケモミミを追加できる。
ルック
上のメニューから「ルック」を選択するとルックの編集画面になる。アウトラインや陰影などの編集ができる。
モデルの保存
上のメニューから≡マークの部分をクリックして「保存する」を選択する。
ショートカットキーで行う場合はCtrl + S。
途中で編集するモデルを変える
ベータ版だと他のモデルを編集したい場合は一旦ソフトを閉じないといけなかったが、正式版では途中から変更できるようになった。
上のメニューから≡の部分をクリックし、「モデル選択画面に戻る」を選択する。
モデル選択画面に戻る。
テクスチャの変更
顔・体型・衣装について、右側の「テクスチャの編集をする」をクリックすると専用の画面になる。
右側にテクスチャの画面が出てくるので描き込んでいく。ちなみに左のモデル側からでも描き込める。ただ描き込み機能が最低限しかないので細かい模様とか描き込みたい人は一旦エクスポートして外部で編集した方が楽。
テクスチャのエクスポートおよびインポートについてはこちらの記事で。

VRoid StudioはMToonというシェーダを使っている関係上半透明のテクスチャは上手く描写されないので注意。どうしても表現したい場合はモデルをエクスポートして外部ソフトで編集する必要がある。VRoid Hub上では半透明のテクスチャは対応してるとのこと。
半透明テクスチャを扱いたい場合はこちら。

重ね着
正式版で新しく実装された機能。メイド服のスカート(ドレス)とエプロンを分けたり、ワンピースにコートを着せるといったことができるようになった。
やり方についてはこちらの記事で。

肌マスク
こちらも正式版で追加された機能。体(肌)のメッシュが衣装を突き抜けてしまうのを防ぐ機能になる。
使い方はこちらの記事にて。

モデルをVRoid Hubにアップロードする
VRoid Studioで制作したモデルはVRoid Hubにアップロードすることができる。アップロードのやり方は下の記事にて。

モデルをエクスポートする
制作したモデルはVRoid Hubにアップロードする以外にもVRMファイルとしてエクスポートすることができる。VRoid Studioではできない編集(服に厚みをつけたいなど)をする場合や自作のゲームに使いたい場合などに。
エクスポートの仕方はこちらの記事にて(Blender関連の記事ですが)。

アップデートについて
VRoid Studioは今後随時アップデートされていく予定だが、自動アップデートといった機能は備えていない。なのでアップデートする場合は公式サイトから最新版をダウンロードしていく形になる。
各自定期的にVRoid Studioの最新情報を調べておきましょう。
コメント