正式版VRoid Studioで髪型を作る、編集する方法について説明しています。
プリセットを組み合わせる
正式版で髪型のプリセットが増えたのでこれらを組み合わせるだけでもそれなりのものが作れるようになっている。
上のメニューから「髪型」タブを選ぶと髪型のプリセット一覧が表示される。
一番上が前髪・後ろ髪などをセットにしたもの。前髪など個別に設定したい場合は上の画像の各パーツから選択して好みのものを選ぶ。
髪型を自作する
ベータ版からVRoid Studioでは自分で髪型を作る(描き込む)ことができるようになっているが正式版でも同じく自分で髪型を作れるようになっている。
基本はマウスorペンタブで描き込む→修正の繰り返しとなる。
髪を描き込む
左のメニューで一番上のプリセット(前髪・後ろ髪・アホ毛などがセットになっているもの)以外の髪型を選択すると右側に新しくメニューが出るのでそこから「髪型を編集」を選択する。
髪型の編集画面に移行する。
左のメニューから「手描きヘアーを作る」を選択してヘアーリストに新しい手描きグループが追加する。プリセットにある通り「前髪」「後ろ髪」などのグループを作っておくとよし。
追加したグループの名前は変更可能。グループ上を右クリック→「名前の変更」を選択して名前を入力する。
モデル表示画面の左上にあるメニューからペンのマークを選択し、マウスでドラッグorペンタブで線を引くと髪が描き込まれる。髪は画像の網目状の面に沿って描かれる。また髪を描き込むと先ほど追加した手描きグループに情報が追加される。
描き込んだ髪の修正
髪を描いたけど形状が納得いかない、という場合は多い(というか一発でお望みの形状にはできないと思う)。VRoid Studioでは髪の制御点を移動させたり修正ブラシを使うなどして形状を直せるようになっている。
修正したい髪を選び、モデル表示画面左上のメニューから一番右のアイコンを選択すると髪の制御点が表示される。制御点を1つずつ移動させて形状を整えていく。
またモデル表示画面左上のメニューで右から2番目のアイコン(絆創膏っぽいの)を選ぶと修正ブラシとなり、描き込んだ髪をさらに上からなぞることで形状を整えることができる。こっちは操作が難しめ。
他にもモデル表示画面左上のメニューで一番左のアイコンを選ぶと網目状の面を編集できるようになる。こちらも点を移動させて形状を整える。はね毛を作りたい場合はこの網目状の面の編集が必要となる。
髪の束を作る(プロシージャルヘアー)
1本ずつ描き込む他に「プロシージャルヘアー」という機能を使うとある程度まとまった髪の束を追加できる。後ろ髪などを作成するときなどに便利。
髪型の編集画面に移動したら左側から「プロシージャルヘアーを作る」をクリックする。
モデル表示画面にプロシージャルヘアーが追加される。
見た目の通りそのままだと不自然な形となっているので右側のパラメータを調整する必要がある。パラメータ一覧は以下の通り。
髪の太さなどの調整
上で説明した制御点など以外にも髪には太さや厚みといったパラメータがあり、もちろんそれも編集することができる。
描き込んだ髪を選択すると右側に髪のパラメータが表示されるのでそこから太さや厚みなどを調整する。
髪の揺れ方を編集する
作成した髪にボーンを追加して揺れるようにしたり、逆にボーンを削除して揺れないようにすることができる。
ここに書くと膨れ上がるのでこちらの記事にて。

色やテクスチャを変えたい
髪の色を変えたい場合は一旦髪型編集画面から戻り、右側のメニューの「メインカラー」および「ハイライトカラー」から色を変更する。
スポイトの部分をクリックして画面上から取得する、もしくは横からHTMLのカラーコードを指定して色を変える。
HTMLカラーコードを直接指定する場合は以下のサイトのカラーコードを参考に。

テクスチャを変えたい場合は髪型編集画面に移動して、各髪を選択して右側のメニューから「マテリアル」の部分をクリックして「テクスチャの編集」を選択する。
テクスチャ編集画面になるので編集する。
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