2021年10月末に正式版がリリースされたVRoid StudioでBlenderにモデルをエクスポートして編集する方法について説明しています。Blenderの人体アドオンとして使いたい場合にもどうぞ。
2023年5月16日時点でBlender3.5にて動作するのを確認済み。
VRoid Studioでモデルをエクスポート
エクスポートしたいモデルを開いたら右上のアップロードマーク(↑マークの部分)をクリックして「VRMエクスポート」を選択する。

「エクスポート」を選択する。ポリゴンの削減などはお好みだが減らさずそのままエクスポートするのがおすすめ。

アバター情報を入力する。タイトルと作者は必須。

入力したら下にスクロールして「エクスポート」を選択する。

ファイル名と保存先を指定して保存する。

Blenderで専用のアドオンを導入
Blenderは初期状態ではVRMモデルを読み込めないので専用のアドオン「VRM_Addon_for_Blender」を導入する必要がある。
こちらのサイトに移動して下の画像の□の部分をクリックしてファイルをダウンロードする。ダウンロードしたファイルは解凍しないこと。ダウンロードしたファイルの名前が「VRM_Addon_for_Blender-release.zip」であればOK。下の画像ではVer 2.14.17となっているが2023年5月16日時点ではVer 2.15.25となっている。

Blenderを起動して上のメニューから「編集」→「プリファレンス」を選択する。初期状態で置いてある箱は消しておく。

左のメニューから「アドオン」を選択し、「インストール」をクリックする。

さきほどダウンロードしたZIPファイルを選択する。

色々と項目が出てくるのでその中から「Import:Export: VRM format」の項目にチェックを入れる。

BlenderにVRMファイルをインポート
上のメニューから「ファイル」→「インポート」→「VRM(.vrm)」を選択する。

読み込みたいVRMファイルを選択する。

VRMモデルが表示されたら成功。あとは自由に編集しましょう。

編集する際に知っておくとよいコツみたいなのをまとめました。
BlenderからVRMファイルをエクスポート
上のメニューから「ファイル」→「エクスポート」→「VRM(.vrm)」を選択する。

名前を付けて出力すればOK。
あとはVRoid HubにあげるなりUnityに入れるなりしましょう。なおVRoid Studioに再度読み込ませるのはできないので注意。VRoid側で読み込めるのが.vroidファイルだけで.vrmファイルは対応していないため。
【追記】環境によっては不具合が出るらしいです。VRMの登録情報がおかしくなってるとか(日本語で書きこむとおかしくなるっぽい)。
あとはBlender上ではよくてもUnityなどに持っていくとメッシュの裏面が表示されない(透過される)場合もあり。Unity側の設定の問題ですがBlender上でメッシュを複製して裏向きにするor厚み付けして再度テクスチャの貼り直しが無難でしょうか。
コメント