InkscapeでJPGやPNG、BMP画像をベクター化する方法

InkscapeでJPG・PNG・BMP画像をSVGやEPSに変換する方法について記載しています。クリスタで描いたストックイラストをベクター化するときなどに。

※2020年10月15日時点でのバージョン(1.0.1)での情報です。

 

JPGやPNG、BMP画像を読み込む

Inkscapeを起動したら上のメニューから「ファイル」→「インポート」を選択し、読み込みたいJPG・PNG・BMP画像を選択する。

 

ファイルを決定すると色々と読み込み設定を聞かれるが、特にいじらず規定値のままOKをクリックする。

 

キャンバス上に読み込んだ画像が表示されるのでそれをクリックして選択状態にし、上のメニューから「パス」→「ビットマップのトレース」を選択する。ビットマップのトレースとは読み込んだ画像のアウトラインをパスとして抽出してベクター画像として扱えるようにする機能で、Illustratorでいうライブトレースに当たる。

 

下の画像のように項目を選択・設定する。

 

ちなみにStackは「スキャンを積み重ねる」、Remove backgroundは「背景の削除」、下のオプションのSpecklesは「スペックルの抑制」、Smooth cornersは「角の平滑化」、Optimizeは「パスの最適化」に当たる。以前のバージョンでは日本語化されていたが現在は英語のままになっている。

 

画像みたいに黒の線画だけなどの場合は「Simple scan」でビットマップのトレースをしてもよい。他の設定は下の画像を参考に。

 

設定をしたら「Update」をクリックして右のプレビューを見て出来具合を確認し、問題なかったらOKをクリックする。

OKをクリックすると選択した画像と同じ位置にコピーが生成されるので移動させ、元画像の方は削除する。あとはキャンバスのサイズに合うようにコピーした画像もしくはキャンバスの大きさを変更する。

 

ベクター形式で保存する

上の手順で読み込んだ画像をビットマップトレースしたら上のメニューから「ファイル」→「名前をつけて保存」を選択する。

 

SVG形式で保存したい場合はそのまま名前をつけて保存する。EPS形式で保存したい場合は下の画像のようにファイルの種類からEPS形式を選択して名前をつけて保存する。

 

たまに他のソフトで保存したファイルが開けないことがあるらしいので念のため他のソフトで開けるかどうか確認しておくことを推奨。

 

カラー画像で劣化する場合

ビットマップトレース時に出てくるダイアログの設定を色々といじってみる。1つずつ変えていって納得いかなかったら「元に戻す」をクリックして設定を戻す。基本トライ&エラーの精神でがんばる。

特にグラデーションがかかってる画像だと劣化しやすい傾向にある。ストックイラストとかの場合はあまり影響がないと思うが、もしpixivなどで見かける端麗・美麗なイラストをベクター化しようというのならかなり厳しい。

 

AI形式で保存はできる?

残念ながら対応していないのでできない。

抜け道?的なものとして一旦PDF形式で保存したあと、ファイルの拡張子を.aiに変更することでAI化はできるようだが怪しいっぽいので非推奨。

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