Blenderでオブジェクトを分離する方法について説明しています。ついでに結合も。
※Ver3.1時点での情報なので違うバージョンだと異なる可能性があります。
※オブジェクトの分割ではありません
オブジェクトの分離とは
Blenderにおける「オブジェクトの分離」はオブジェクト内の指定した部分を別のオブジェクトとして分離(独立)させる機能。
人体モデリングをしているときに体と服を別にしたいとか、モディファイアの配列複製を適用したオブジェクトをそれぞれ別のオブジェクトとして扱いたい場合に使うことが多い。
Blenderには似た機能に「分割」があるがこちらはメッシュが分かれるだけでオブジェクトとしては別のものにならないので注意。
オブジェクトを分離する方法
Blenderでオブジェクトを分離する場合、まず分離したいオブジェクトを選んで編集モードにする。
編集モードにしたら、「P」キーを押して分離する方法を選択するとオブジェクトが分離される。
シーンコレクションの部分を見てオブジェクトが分離されているか確認する。
選択
頂点、辺、面を選択して分離する。一番シンプルな方法。この方法を使う場合、あらかじめ分離したい部分を指定しておくこと。
マテリアル
オブジェクトに割り当てられているマテリアルで分離する。マテリアルの数だけ分離される。VRoid Studioから持ってきたモデルなどマテリアルがあるオブジェクトを分離するときに便利。
マテリアルで分離するので頂点、辺、面をどう選択しているかどうかは関係なし。
構造的に分離したパーツで
文字通り構造的につながっていない部分を別のオブジェクトに分離する。配列複製を適用したオブジェクトを分離したい場合などに。
こちらも頂点、辺、面をどう選択しているかどうかは関係なし。
分離したオブジェクトを結合したい
分離したオブジェクトを1つのオブジェクトに戻したい、結合したい場合、まずオブジェクトモードにする。
結合したいオブジェクトをShiftキーを押しながら左クリックして選択する。
Ctrl + 「J」キーを押す。
これで分離したオブジェクトを結合できる。
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