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クリスタが重い時の対処法まとめ

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クリスタが重くてどうにかしたいという人のために対処法をまとめてみた。基本は設定をいじればなんとかなります。

ペンタブレットのドライバを更新する

新しいバージョンになって動作が改善されている場合があるので更新をずっとしていない人はまずこれをチェック。

不要なキャンバスを閉じる

複数のキャンバス(=データ)を開いていると記憶量が増えるためクリスタが重くなる原因となる。特にファイルサイズが大きいclipファイルを複数開いている場合とか。できるだけ不要なキャンバスは閉じておく。

どうしても別の.clipファイルを参照したい、という場合は参照にしたいレイヤーだけ画像出力をしてそれを開くと多少軽くなる。

取り消し回数の値を小さくする

取り消し回数は「1つ前の工程に戻る(Ctrl+Z)」がどれだけできるかのこと。多いほど記憶量も増えるので動作が重くなりがち。

上のメニューから「ファイル」→「環境設定」を選択する。

左のメニューから「パフォーマンス」を選び、「取り消し回数」の値を小さくする。

レイヤー数を減らす

レイヤー数が増えるとファイルのデータ量が増えるため動作が重くなる。不要なレイヤーはどんどん削除していくのがよし。

キャンバスサイズを小さくする

こちらもキャンバスサイズが大きいとデータ量が増えるので動作が重くなる。可能ならキャンバスサイズを小さくするとよし。

上のメニューから「編集」→「キャンバスサイズを変更」を選択する。

キャンバス端の□の部分をドラッグしてサイズを変更する。値を直接入力してもOK。

解像度を小さくする

こちらもまた解像度を上げるとデータ量が増えるので動作が重くなる原因となる。最終的な見栄えにかかわってくるので難しいところだが無理に解像度を上げている場合は下げてみるといいかも。

上のメニューから「編集」→「画像解像度を変更」を選択する。

各値を変更して決定する。解像度のみを変えたい場合は「ピクセル数を固定」にチェックを入れておく。

復元情報の保存間隔を長くする

デフォルトだとクリスタでは不具合が起きて落ちた場合、次に起動したときに未保存のデータを復元(バックアップ)ができるようになっている。その復元されるデータは一定時間ごとに一時的に保存されるデータとなっている。クリスタを長時間使ってるとたまに出てくる「復元情報を保存しています」のポップアップはこれのこと。

メモリの消費量にかかわってくるので保存間隔が長くしてあげると動作が軽くなる場合がある。

上のメニューから「ファイル」→「環境設定」を選択したあと、左のメニューから「ファイル」を選び、復元情報の保存間隔の値を大きくする。

思い切って自動保存機能をオフにしてしまうのもありだがいざという時を考えるとおすすめはできないかなと。

手振れ補正の値を小さくする

ペンやブラシを使っているときに反応がワンテンポ遅れる、という場合は手振れ補正の値が大きいのが原因かもしれない。

各種ペン・ブラシの設定から手振れ補正の値を小さくしてみると動作が一気に軽くなるかも。

タブレット設定を見直す

タブレットの設定を変更するとクリスタの動作が軽くなることがある。

上のメニューから「ファイル」→「環境設定」を選択した後、左のメニューから「タブレット」を選び、タブレット設定で入力頻度を「品質優先」に変更する。

メモリをクリアする

長時間クリスタを使って重くなった場合は履歴(ヒストリー)が溜まっていて重くなっている可能性がある。

上のメニューから「編集」→「メモリをクリア」→「ヒストリー」を選択してOKをクリックする。

メモリを一度クリアすると以前の状態には戻せないのでメモリをクリアするタイミングに注意。

アプリケーションへの割り当ての数値を上げる

クリスタで使えるメモリの量を増やすことで動作を軽くする方法もある。

上のメニューから「ファイル」→「環境設定」を選択したあと、左のメニューから「パフォーマンス」を選び、アプリケーションへの割り当ての数値を大きくする(デフォルトでは70%)。

ただし他のアプリに使えるメモリの量が減るのでこの値を上げ過ぎないこと。またこの設定は一度クリスタを閉じて起動することで反映される。

PCのスペックを上げる

3Dモデルを読み込んでポーズを変更させると重い、という場合はスペックが足りてないのかもしれない。

上でたびたびメモリの話をしたがこの場合はCPUやGPUの性能が低いのが影響している可能性がある。

これに関してはきちんとしたスペックをもつPCを買うのが対策になる(BTO・自作PCを使ってるのならパーツ変更でOK)。デスクトップならCore i5シリーズでメモリ8GB、GPUもGTX1630でもあれば十分だが(メモリはできれば16GBは欲しいけど)、ノートパソコンの場合はクリエイター用、あるいはPCゲーム用のハイスペックのものじゃないと3D関連はきついかと。

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