クリスタでキャンバスの中心（中央）を見つける方法について説明しています。対象定規を真ん中に引きたい、絵を中心に配置したい時に。
キャンバスの中央（中心）を知りたい
クリスタで絵を描いているときにキャンバスの中央（中心）を知りたい、という状況が人によってはあると思う。例えば…
- キャンバスの中央（中心）に直線を引きたい
- キャンバスの中央（中心）に絵を配置したい
- 対象定規などを真ん中に引きたい
現在クリスタはVer2.0となっているが今のところキャンバスの中央に線を引く、すでにある絵を中央に配置するといった機能はないようなので自分でキャンバスの中央を見つける必要がある（Photoshopとかはあるのだが…）。
キャンバスの中央（中心）を見つけるにはグリッドとルーラーの表示と設定をしてあげると見つけることができる。
絵を中央に配置する場合は実は中央の位置を見つけなくても可能（後述）。
グリッドとルーラーを使って見つける
上のメニューから「表示」を選択し、「グリッド」と「ルーラー」の表示をオンにする。
同じく「表示」を選択して「グリッド・ルーラーの設定」を選択する。
出てきたプロパティからグリッド・ルーラーの原点を中央に変更する。
縦のルーラーの0と横のルーラーの0が交差する点がキャンバスの中央になる。
上のプロパティの設定中にキャンバス上に出てくる×印がキャンバスの中央なのだが、プロパティを閉じると消えてしまうのでグリッドとルーラーを見て判断することになるかと。
ここからキャンバスの中央に線を引きたい場合は「グリッドにスナップする」をオンにして線を引くときれいに引ける。デフォルトならコマンドバーの中にある。
対象定規を置く場合は誤差ができる限りでないように最大まで拡大してキャンバスの中央部分をクリックする。
絵を中央に配置する場合
絵を中央に配置する場合は上の中央を見つけなくても以下の手順でやれば自動的に中央に移動する。
新しく画像を読み込む場合は自動的にキャンバスの中央に配置される（画像素材レイヤーの場合）。
すでにキャンバス内に絵がある場合はまず中央に配置したい絵の部分を選択範囲で指定する。
上のメニューから「編集」→「変形」→「自由変形」を選択する。
自由変形のプロパティにある位置調整を「キャンバス」に変更する。
これで中央に移動するが大抵の場合は勝手に拡大・縮小されると思うので自由変形のプロパティから縦・横の拡大率を100に戻してあげる。
また移動した際に絵の輪郭がぼやけるなど気になる時は同じく自由編樹のプロパティから補間方法を別のに変更する。
後は「確定」をクリックする。
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