Nintendo SwitchでWi-Fi電波が弱いといった場合は有線LAN接続をしてあげると効果的。ネット対戦でラグがひどい場合などに。
スイッチのWi-Fi環境を改善したい
Nintendo Switchでネット対戦などをしているとよくあるのがラグ(遅延)がひどい問題。スマブラなどでこれでストレスをためている人も多いと思う。自分の場合はマリオメーカー2で世界のコースを遊ぼうとしたら全然つながらず遊べなかったりすることがある。
ラグが起きたりそもそもつながらなかったりするのはWi-Fiの電波が弱いのが原因。そういう時は有線LAN接続をすることで安定した通信環境を構築することができる。
欠点として配線が多くなる問題があるがそこは目を瞑ろう。
スイッチの有線LAN接続に必要なもの
現在Nintendo Switchには以下の3種類がある。
- 通常版(HAC-001)
- Lite(HDH-001)
- 有機ELモデル(HEG-001
それぞれで有線LAN接続の方法が異なるので1つずつ紹介。
通常版(HAC-001)の有線接続方法
TVモードの場合はスイッチのドッグのUSB端子と有線LANアダプターを接続し、その有線LANアダプターとルーターを有線LANケーブルで接続する。
有線LANアダプターについて、公式から販売されている純正品はないが、HORIから出ている任天堂ライセンスのものがあるのでそちらを使う。
任天堂のライセンス商品ではないがもう少し安めでスイッチに対応している有線LANアダプターもある。

テーブルモードで有線接続したい場合はドッグのUSB端子を使えないので同機能を持つハブスタンドを使う。下の商品はHORIから出ている任天堂のライセンス商品。

携帯モードの場合は下のLiteの項目にて。
Switch Lite(HDH-001)の有線接続方法
上の有線LANアダプター・有線LANケーブルに加えケーブル端子がTypeCのUSBハブアダプターが必要。ハブアダプターで有線LANアダプターとスイッチ本体とつなぐ形になる。当然ながらSwitch対応のものを使うこと。

通常版・有機ELモデルの携帯モードでも同じ方法で有線接続が可能。
有機ELモデル(HEG-001)の有線接続方法
通常版と同じだがこちらはドッグに有線LAN端子があるので直接有線LANケーブルでルーターとつなげればOK。
テーブルモードで接続したい場合は上の通常版、携帯モードで接続したい場合は上のLiteの項目を参照。
Switchのネット設定
上では有線接続の方法を書いたがこれだけでは正しく接続されない場合があるので本体からネットの接続設定をして確認する。
スイッチを起動して、HOMEボタンを押してHOMEメニューを表示して「設定」を選択する。

「インターネット」→「インターネット接続」を選択する。

「登録済みのネットワーク」→「有線接続」を選択する。

「有線でインターネットに接続」を選択する。

「接続しました。」と表示されたら有線接続完了。
有線LANケーブルについて
どのスイッチで有線接続するにせよ欠かせない有線LANケーブルだが、購入する際には「カテゴリ」「長さ」「形状」に注意したい。
「カテゴリ」は5eとか6とか8とかいろいろあるが、契約している回線の通信速度が1Gbpsの場合は6または6Aのものを選べば大丈夫。通信速度が10Gbpsの回線を契約している場合は7がオススメ。7A以降は現状家庭用としてはオーバースペック。
「長さ」は言わずもがなルーターとスイッチとの距離に合ったものを選ぶ。ぴったしではなく余裕を持たせるのが大事。
「形状」は丸いケーブル状のものとフラットなものがあるが、長い配線をする場合は前者の丸いものを、絨毯やカーペットの下に配線したい場合は後者のフラットがオススメ。
ルーターが遠すぎて有線LANケーブルが引けない場合
ルーターが遠い、例えばルーターは1階のリビングにあるが2階の自室でスイッチを有線接続したい場合は有線LAN端子がある無線LAN中継器を買ってそこから有線LANケーブルを引いて接続する。
すでに無線LAN中継器を使っていて有線LAN端子が埋まっている場合はスイッチングハブなどで有線LAN端子の増設を。
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