VRoid Studioで作れるVRoid/VRMモデルを使えるゲームを探してみた。公式対応のものからMODで使えるようになるものまで。Steam中心。※MMDなどに変換するものは含みません。
公式で対応しているPCゲーム
ゲーム内でVRoid Hubと連携しているもの。VRoid Hubのアカウント(=Pixivのアカウント)を持っていれば簡単に使用できる。ただし基本使うための条件あり。
クラフトピア
サバイバル、ハクスラ、農業、自動化…あらゆるジャンルのゲームを1つにしたらどうなるかと挑戦しているゲーム。よく「ブレワイとマイクラ(+Ark)を足したようなゲーム」と言われている。Steam、PC、Xboxの3つがあるが対応しているのはSteam版のみ。
クラフトピアのレンダリングがアニメ(トゥーン)調なので相性もよし。ただ透過処理の関係か一部正常に表示されない場面がある。
以前は有志が作ったMODが必要だったが後に公式がVRoid Hubと連携したためこのMODは不要。現在はゲーム内から簡単にモデルを変更できる。
2024年9月時点ではVRoidモデルが使えるアクションゲームでそれなりにボリュームがあるのはこのゲームぐらいしかないのでわりと貴重。
パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ
絵描きとなって失われた芸術家としてのキャリアを取り戻していく「お絵描きアドベンチャーゲーム」。プレイできる媒体はいくつかあるがVRoidと連携する場合はSteamのみ。
街の人々に絵を描いて売っていくのだが絵の内容で人々の反応が変わる。どうなるかはプレイヤーの絵心次第。
カニノケンカ -Fight Crab-
カニとなってカニと戦うアクションゲーム。バカゲーのようで奥が深い…らしい。操作性は癖が強いようなので要練習。Switchでも販売されているがこちらもSteam版のみ対応。続編の2もVRMに対応。
プレイヤーとなるカニを変更するのではなくカニの上にVRoidモデルを置く形。
銃とかを使うカニがいるって?そんなの気にするとこの先生き残れません。
バグだらけの村/町
平和なはずの村/町にあるバグを探して元通りにしていく間違い探しアクションゲーム。インパクト絶大でネタにしやすい…かも。公式でVRM対応。Steamにて配信。
ゲームクリアまで1時間もかからないサクっと遊べるゲーム。
続編の「バグだらけの町」もある。こちらは操作性が悪いのが気になるところ。
The暴 SpecialEdition
街で破壊の限りを尽くすVRM版ごく普通の鹿のゲーム爽快アクションゲーム。公式でVRM対応。作者は上のバグだらけの村の人。Steamにて配信。
くれりっくさんはすぐゴブリンにさらわれる
自動生成されるダンジョンからくれりっくさんを救出するVRハクスラアクションゲーム。プレイにはVRヘッドセットが必要。Steamで購入可。
グロ描写があるので注意。
マーブルボールフレンズ
一人でも楽しめるオンライン協力プレイ型コリントゲーム。カジュアルなゲームだがクッキークリッカーに近い何かがあるゲーム。Steamにて配信。
VRoidのキャラは「応援キャラクター」として召喚する形なので上2つのゲームとは違い自分で動かすことができないのはさみしいかも。
古銭プッシャーフレンズ
オンライン協力プレイ型コインプッシャーゲーム。Steamにて配信されている。
先述のマーブルボールフレンズと同じくギャラリー(応援キャラクター)として呼ぶため「ウチの子でプレイする」とは違うため注意。
フードデリバリーバトル
ウー〇ーイーツを体験できる配達バトルゲーム。Steamにて配信されている。
MODで使えるようになるもの
公式では対応していないが有志のMODでVRMが使えるようになるもの。
Valheim
北欧神話×バイキングで有名なサバイバルゲーム。Steam、PC、Xboxの3つがあるが対応しているのはSteam版のみ。
こちらは有志が作ったMODが必要。ちなみに製作者は先述のクラフトピアのMOD作成者と同じ人。
洋ゲーらしく(?)リアル寄りの表現なためか、基本アニメ(トゥーン)調のVRMとは見た目の相性が悪いかも。
Raft
イカダの上でサバイバルをするゲーム。こちらもSteamでリリースされている。
こちらもまたクラフトピア・Valheimと同じ製作者が作成。下のツイートではVer1.0となっているがこの記事更新時点で1.8となっている。
お待たせしました。RaftVRM ver1.0公開します!
是非VRMライフを楽しんでください!!
RaftVRMページhttps://t.co/3lf1lXlZmK
MOD導入方法など分かりやすい説明のリンクhttps://t.co/F7DZnVWREA pic.twitter.com/rkcIG6sSxl — yoship@テクニカルアーティスト (@yoship1639) July 26, 2022
Beat Saber
Steamでリリースされている、VR対応の音楽ゲーム。
一人称視点のゲームだが、MODを導入することでアバターを画面内に合成して表示させることができる。
その他について
Steamでリリースされているゲームを挙げたが、ブラウザゲームやPixivと連携している総合マーケットBOOTHにもVRMが使えるゲームがある。
基本個人制作のものなので規模が小さく、ちょっとしたミニゲームの感じが多いが気になれば探して遊んでみるのもいいかもしれない。
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