パソコンを起動したら画面に「CPU FAN ERROR」が出て先に進めなくなった時の直し方について説明しています。このエラーはCPUファンが回ってる・回ってないに関係なく起きます
CPUファンエラーが出る原因
先日自作PCを立ち上げたら上の画像のようにモニターに
CPU Fan Error!
Press F1 to Run SETUP
というエラーが出て先に進めなくなった。とりあえず自作PCのケースのカバーを外してみるとなんとCPUファンが回っていない!これは早急に対策を取らないといけない。
言わずもがなCPUファンに異常があるという通告だが全然回っていない場合はもちろん、起動直後から正常に回っていてもこのエラーが出ることもある。正確に言うと
「CPUファンが一定の回転数以上で回ってませんよ!」
という意味になる。
CPUファンが回転していない場合はCPUを冷却することができないため熱暴走で突然パソコンの電源が落ちたり、最悪火を噴いて家が炎上する可能性もある。数あるパソコンのトラブルの中でも危ない症状。
ブログ主の場合、全く回らないのだが電源をつけてしばらくするとCPUファンが普通に回りだす。そのあとF1を押してBIOS画面に入り、何もいじらずにそのままExitすると普通にPCが使えるようになる。CPUの温度なども調べてみてとりあえず正常値になっているのを確認したが問題であるのは変わりないので対処法を検索した。
CPUファンエラーの直し方
基本一体型デスクPC、ノートPC、BTO、自作PC問わず直し方は全部共通です。
CPUファンのコネクタの接続を確認する
一体型デスクPCやノートパソコンの場合は関係ないが、自作PCを組み立てたばっかりあるいはBTOでCPUファンを交換した時にCPUファンエラーが出た場合はCPUファンのコネクタ回りに問題がある可能性大。
CPUのコネクタの接続先をうっかり CHA_FAN や CPU_OPT などにしていないか確認を。CHA_FANとかに差してもCPUファン自体は動きますがエラー扱いになります(ブログ主経験済み)。
あと接続先が正しくでも差し込みが緩いとエラーが出るので抜けかけてないかの確認もしましょう。
ほこりの除去をする
ほこりがたまってるせいで上手いこと回転しない場合がある。エアダスターなどを買って掃除しましょう。CPUファンが無事回っていても熱暴走の原因になります。
めんどくさいからといって掃除をサボってるとPCケースの中が雲海のような光景になっていることも…。
室温を上げる
マザーボードのCPUファンの制御の1つに一定以上の気温じゃないと動かない、というものがある。冬場でこのエラーが出た場合はまず部屋を暖かくすると解消されるかもしれない。
簡易水冷クーラーを使っているとこのエラーが出ることもあるらしい。裏を返せばちゃんと冷却効果が出てるわけだが…。
ファン回転数の下限の閾値を下げる
配線が正しいかつ起動直後からCPUファンが正常に回っているのにCPUファンエラーが出る場合はCPUファンの回転数がマザボの制御基準に届いていないということになる。基準は600rpmとなっているがIntel純正品以外のものだとこれ以下のものになっているものがある。
この場合はCPUエラーの画面からF1を押してBIOSの設定画面に入り、CPUファンのファン回転数の下限の閾値を下げることで回避できる(画面や設定についてはマザーボードの種類によって異なるみたいなので省略します)。
これでも直らない場合
これ以上はブログ主にはわかりかねるので修理に出すのが無難かと。
ちなみにブログ主の場合は結局原因がわからず寿命だと判断して新CPUファンを購入。2年と2ヶ月ちょっと。CPUファンの平均寿命はわからないけど、1日6~7時間はつけてるので耐えた方かな…。
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