2025年7月7日に突如リリースされたAviUtl2の導入方法について説明しています。※テスト版とのことなので今後内容が変わる可能性があります。
本体のインストール
まずAviUtl本家である「AviUtlのお部屋」からAviUtl2本体をダウンロードする。2では拡張編集機能が本体に入っているので本体をダウンロードすればOK。
従来とは違いインストーラ版が用意されている。従来の解凍版だと後のプラグイン導入がうまくいかない場合があるのでインストーラ版をダウンロードする。7月12日時点での最新バージョンは2(beta2)。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動する。

起動時に「WindowsによってPCが保護されました」という画面が出たら「詳細情報」→「実行」を選択する。

AviUtl2のセットアップをする。最初はインストール先を聞かれるのでインストール先を指定する。通常はデフォルトの Program Files\AviUtl2 でOK。

追加タスクの選択をする。下の「.aup2ファイルを関連付ける」に必ずチェックを入れること。

インストール準備完了となるのでそのままインストールをする。

インストールが完了する。

入力プラグインの導入
本体のインストールが済んだら今度はプラグインの導入をする。
2では無印とは違いaviファイル以外にもmp4ファイルが読み込めるようになっているが「それでは足りない」という人もいると思うので L-SMASH Works を導入する。
こちらのサイトからAviUtl2対応の「L-SMASH Works *** Mr-Ojii_Mr-Ojii.zip」をダウンロードする。

ダウンロードをしたら解凍し、「lwinput.aui2」を C:\ProgramData\aviutl2\Plugin にコピーする。

ProgramDataは隠しフォルダなので設定しないと表示されないのに注意。隠しフォルダを表示したい場合はエクスプローラーを開き、上のメニューの「表示」をクリックして「表示」から「隠しファイル」にチェックを入れる。

L-SMASH-Works Mr-Ojiiが正しく読み込まれているか確認するため、AviUtl2を起動し上のメニューから「その他」→「プラグイン情報」を選択する。

L-SMASH Works File Reader for AviUtl2~があればOK。

続けて入力プラグインの優先順位を確認する。「設定」→「入力プラグインの設定」を選択する。

L-SMASH WorksをMedia Foundation file readerの上にする。ドラッグで移動可能。Media Foundation file readerが曲者らしく、従来のようにL-SAMSH Worksを一番下にすると逆に不具合が出るとのこと。

AviUtl2対応版のL-SMASH Worksなら自動で読み込める拡張子が増える。mkv、mov、webmなどが読み込めるようになるのでまず困ることはないはず。
出力プラグインの導入
次は出力プラグインの導入をする。こちらはデフォルトではaviファイルしか出力できないのでmp4などを出力したい場合は必須。
現在有名どころの出力プラグインで動作の確認が取れているのは「MP4 Exporter」「x264guiEx」「ffmpegOut」など。ここでは前2つを紹介。
MP4 Exporter
AviUtl2にて初めて登場した出力プラグイン。無印でいう「かんたんMP4出力」的なポジション。配布先に導入方法が詳しく書かれているのでそちらを参考に。※windows10だと不具合があるようなのでOSがwin10の場合は次のx264guiExを推奨。
x264guiEx
無印から存在する有名な出力プラグイン。こちらからダウンロードする。現在の最新バージョンは3.33。
3.32までは手動でexe_filesをaviuti2.exeのあるところに移動するといった作業が必要だったがなんと3.33では簡易インストーラが実装。インストーラを実行すれば自動で設定してくれるようになった。
インストールが済んだらAviUtl2を起動し、「ファイル」→「ファイル出力」に「拡張x264出力(GUI)Ex」が追加されているか確認する。

これで出力プラグインの導入は完了。
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