公務員と民間企業の併願(両立)はおすすめできない

就活をしている学生さんの中には民間企業と公務員(あるいは大学職員)を併願しようと考えている人がいると思う。

ブログ主は民間企業と公務員(大学職員)の両方を経験したことがあるのだが(ちなみに併願ではない)、筆記試験の試験範囲が広すぎて厳しいので併願はおすすめできないといっておきたい。

以降大学生・大学院生が国家公務員、地方上級、大学職員を受ける前提で話を進めます。

公務員の筆記試験の範囲が広すぎる

併願をお勧めしない唯一で最大の理由がこれ。

民間企業の場合、一般常識・SPI/センターテスト・玉手箱・TG-WEBなどいろいろな筆記試験(Webテスト)があるが、基本は現代文・数学(高1ぐらいまで)・英語と時事。どれも参考書を1冊買って年末~年明けから毎日1時間勉強しつつここ最近のニュースを押さえておけば余裕をもって挑めるはず。

しかし公務員(および大学職員)の試験は現代文・数学・英語・時事の他にも

  • 古典・漢文
  • 世界史
  • 日本史
  • 地理
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学

が範囲の加わる。いわゆるセンター試験をもう一度受けるような形になる。これだけでもめまいがしそうだが、受ける場所によっては専門科目としてさらに

  • 憲法
  • 民法
  • 行政法
  • 経済学
  • 論文
  • etc…

などが加わる。範囲が広すぎてともかく筆記試験が重い。

試験の詳しい内容(日程や試験時間など)についてはこちらで。

民間企業を受ける暇がない

公務員の筆記試験の範囲がとっても広いことを書いたが、なんとなく公務員を申し込んでからさあ勉強しよ、では100%間に合わないというのはわかると思う。

趣味で今もセンター試験を解いてて7~8割まだ取れてるとか暗記物の天才でない限り、少なくとも半年は大学受験と同じように一日に5~6時間は勉強しないと筆記試験を突破するのは難しい

となると民間企業を受ける時間がなくなるのはわかると思う。東京や大阪に30分以内で行けるところに住んでいるのならともかく、地方だと民間企業と併願しようにもしにくいだろう。

筆記試験はギリギリで突破して面接で挽回、と思う人がいるかもしれないが足切り点が意外と高かったりするので結局はきっちり勉強しないといけない。ただ公務員専願の人は面接がどうしても穴になりがちなので着目する点としては間違いとは言い切れないが。

それでも民間企業と併願する場合

すでに大学4年生・院2年生の場合

おすすめできない。民間企業でがんばってくれと。特に学部生で単位が足りてなくて講義をけっこう受けているとか、院試も考えてるとかなら絶対にやめた方がいい。人間限界ってものがある。

大学3年生・院1年生の場合

本気で公務員を目指しているのなら今すぐ筆記試験対策を始めるべき。どっちにしようか悩んでいるのであればまずは本屋に行って公務員試験対策の本を眺めて欲しい。

公務員試験の対策本はたくさんあるが、まずは「公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法」を読むことをお勧めしたい。

公務員試験の勉強法およびおすすめできる参考書・ダメな参考書の紹介そして面接対策について書かれている。言い回しが極端な部分があり(論文対策とか)きちんと取捨選択する必要があるが、なんとなく独学でだらだらやるぐらいならこれを参考にした方が効率がいい。

国家公務員を受ける前提で書かれているが地方公務員・大学職員も基本は同じなので読んでおいて損はない。

業界研究を忘れずに

公務員専願にせよ民間と併願するにせよ、意外と忘れがちなのが業界研究。筆記試験が重いので意識がそっちに行きがちだが、ここを怠ると面接で痛い目に遭う。

筆記試験の結果発表から面接の間まで何週間か時間はあるが、筆記試験対策の合間に息抜きとしてちまちま業界研究をしておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました